■円政寺■
御成道マップ
青木周弼の旧宅から南に向かって少し行くと、門の前に鳥居のある寺があります。ここが円政寺です。

ここにある寺は、江戸時代には 法光院といって、
藩主毛利家の祈願寺でした。 円政寺という寺は、江戸時代には寺町にありましたが、明治時代に入って、円政寺と法光院が合併して 円政寺の名前を現在の寺に付けました。
寺の境内には、 金毘羅社という
神社がありますが、ここには、朱色にぬられた大きな天狗の面がかけあります。 高杉晋作や桂小五郎が幼いころ、背おわれて、この天狗の面をよく見に来たといわれています。
今、天狗の面を見ると、髭も髪もありませんが、江戸時代には、麻ひもでつくった、 ふさふさの髭や髪を付けて、目と歯は金色に光っていたそうです。
さすがに、幼い子どもがこの面を見て、泣き出したそうです。 |