■本町筋■
堀内マップ(2)
萩循環まぁーるバス〈西まわり〉《萩城外堀入口》より、西南の方角に目を向けると、 復元された武家屋敷の矢倉が目に付きます。
ここに、平成十六年十一月十一日より萩博物館が開館しました。
江戸時代には、この場所に、 大野毛利家上屋敷という屋敷がありました。 この屋敷跡(萩博物館)の周りを一周すると、約500メートルありますので、
三の丸にあった屋敷の広さがよく分かります。
萩博物館の場所の、復元された角矢倉から、
萩西中学校と萩高校の正門の前を通り、萩高野球場までの、 道筋を本町筋といいます。
今は、この通りの幅が5メートル程度ですが、江戸時代には、今よりも二倍程度の道幅があり、 約10メートルありました。 明治時代になって、道の半分は桑畑や夏みかん畑になったそうです。
このように、堀内の本町通りは、ほかの道路とくらぺて帽が広く、両側には、 毛利氏の家臣のなかでも身分の高い武士の屋た敷が建ちならんでいました。
殿様が、参勤交代で江戸へ行ったり萩に帰ってくるときは、必ずこの道を通りました。
●参考・引用資料『親と子の史跡探訪』萩文化財保護協会
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